aigiss’s blog

不動産紹介を中心とした日常を綴ります。

昼飯の問題⑤(新橋の魚屋さんのお弁当)

 こ数日は朝晩が涼しくなり秋の気配も感じるが、やはり昼間は暑い。先日までの暑さと違って、蒸し暑いので、連日、涼しくなる朝晩は雨が降っている。
 僕も、熱暑に中てられて、夏バテ気味なのか食欲が減退してしまっている。そうは言っても食べないわけにはいかないので、昼の時間が過ぎたころ、暑いので外に出るのも気が重い中、足取りも重く、重い腰をやっと上げたのです。
 胃に良さそうな食べ物屋さんは無いかと、新橋の方まで足を運び、適当に飲食店を覗くが、夏休みのせいか、こんな時間なのに、どこも席は埋まっている。

 どこにしようかと思いながら、うろうろしていると、たまに立ち寄る、西新橋(内幸町駅近辺)の、めがね屋さんの近くまで来てしまったので、超音波洗浄機でメガネでも洗っていこうと立ち寄ったのです。

 店頭にある、超音波洗浄機でメガネを洗い、(これが、非常に汚れているのと、タイマーが終わったのでメガネを出そうと、手を入れると、熱湯状態になっていたのです。レンズによくないのでは?)ふと、その2軒先隣の魚屋さんを見ると「タイムサービス、弁当全品200円引き」の垂れ幕が見えたのです。

 この魚屋さん「タカマル鮮魚店」は、7月の下旬にオープンした魚屋さんなのです。
元は”モス”(バーガー)が入っていたテナントの後に入ったお店で、土地柄、飲食スペースを広く取ってある。
 新橋駅近くにも、飲み屋さんとしての色合いが濃い、魚屋さんが幾つかあるけど、ここは、イートインスペース以外は鮮魚が陳列してあり、普通の魚屋さんに近いものがある。


 先日オープンした直後にも、通りがかったのだけど、「鮮魚専門店」の言葉の響きで、「結構なお値段がするのでは」と勝手に妄想し、イートインだけでなく、お弁当もあるのだが、店内へ足を踏み入れないまま過ごしてきたのです。


 200円引きといえど、元が幾らかわからないので、恐る恐る中を覗いていると、女性のお客さんが先客として入場した。それを見ていた、若い女性の店員さんも中から「どうぞ」と請うので、思い切って足を踏み入れる。

 お弁当に貼られた値札を見て愕然とした。「高いのでは?」という思い込みは完全に否定される形でほとんどが”498円”の値札が付いている。
 ということは、ここから200円引きで、ほぼ半額?と思いセレクトしていると、店員さんが、さっきの「弁当全品200円引き」の垂れ幕をどかし、代わりに奥から、「全品半額」の垂れ幕を持ってきて、「半額でいいですよ。」というのである。


 先客の女性は1000円の値札が付いていた「うな重」をセレクト、500円である。魚屋さんのうな重が500円は安い!


さらに、「おにぎり全品100円」という垂れ幕が、目に飛び込んできた。
「(おにぎりは)値段に関係なく100円ですから」と即座に、反応してくる。

先客の女性客が、「(おにぎり)ずいぶん大きいですね」と言うと
「お腹一杯に食べて欲しいですから」と応じている。

 ぶり弁当やサバ弁当、ホッケ弁当に赤魚弁当など種類も豊富だ。

 僕は「じゃあ、サケ弁当で」と言うと、若い女性の店員さんが「大きなところを選びましょうね」と目利きしてくれる。

 若い女性の店員さんが「498円の半額は幾らだ?え~と、250円でいいや!」とレジスターに登録する。この辺の威勢の良いアバウト感は、いかにも魚屋さんらしくて微笑ましい。

 袋に手際よく、購入したお弁当のほかに、お箸とお手拭き、醤油、そして、なぜか別のパックに入った「ごはん」とソースを入れてくれる。

 仕事場に戻り、袋から出す。別のパックのご飯が付いてきたのは、なんと、このでかい弁当箱には「おかずだけ」が入っていたのである。(写真参照)

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 一段目を広げると、揚げ物がどっさり入っており、最下段には「ナポリタン」が〝敷き詰められて”いたのです。
そういえば、「魚屋さんのナポリタン」というのも置いてあったのである。

 ソースの小袋も入れてくれたのは、フライ(白身魚、いか?)も入っているからだったのです。

 胃が弱っているからと思い、お魚屋さんのお弁当にしたんだけど、学生が喜びそうなボリュームで、すっかりお腹が満足してしまった。