ディレーラーをRD-2300から9速用のRD-5500に交換
新年になりました。今年もよろしくお願いします。
え~。新年早々暗い話題で始まってしまい大変恐縮なのですが、年末にリアディレイラーを壊してしまったので、元旦の朝から交換することになりました。
前回チェーンを変えて(「チェーン交換(魔改造!?)」20201121・20201127参照)から、回転が非常に軽くなり、飛んでいるかの如く調子よく乗っていた罰で、年末に路肩に止まっているトラックの荷台に左のハンドルが触れて落車をしてしまった。
バランスを崩したので体勢を立て直すのを諦めて、「コロリ」と軽く転び、この時期の服装と減速していたおかげで、膝とひじを軽く打っただけで傷を負うことも無く済んだのですが、その後から変速・駆動がおかしくなったのです。
あっ!ハンガー曲がったかな?
と思い、よく確認したけど、ハンガーは無事だ。
クロモリ強し。
しかし、プーリーのホコリ、ゴミがすごくて、変速がおかしくなったのは「このせいかな?」と思ってしまった。
まあ、掃除をしたけど、プーリーの部分が斜めになっているので変速がおかしいままだ。
再度、本体を良く見ると、何と駆動部途中の“はめ込みのピン”がずれて外れているのである。(写真上の赤丸参照)
これを直すのは流石に素人のボクには無理。
力技で嵌め込むこともできるかもしれないが、無駄な抵抗だと思い、家に転がっていた(本当に転がしていたら捨てられているが…)9速用のディレイラ―に付け替えたわけです。
一昔前(いや、二昔前か)の物といえど一応シマノの5000番台・105グレードなので3段階上の物となってしまう。(写真下)
勿体ないな、と思ったが、壊れてしまった物と同じ2000番台の8Sのディレーラーを新規に買うのも2000円程度かかってしまうし、前回チェーンを9Sの物と交換したので、取り付けてみた。
交換するには、チェーンを外さなければならない。
ミッシングリンク用の取り外し工具がまだ手元にないのだが、とあるブログに「手の指で押し込めば外れる」という情報があり、汚れた指の先と外れている状態のミッシングリンクの写真が添えられていたので、実践することにした。
ところが、ひ弱なボクの指の先ではビクともしない。
そこで結局チェーンカッターで切断した。(ミッシングリンクの意味なし)
ディレーラーを交換をして、寸止めで外してあったチェーンを再び繋ぐ。
繋いだ部分の動きが硬かったので焦ってしまったが、反対側からピンを押し微調整をしていくとスムーズに動くようになった。
折角インナーワイヤーを外したので、アウターをずらして普段アウターに隠れている部分をウエスで拭いてグリスを薄く塗ってからディレイラーへインナーを通す。
インナーのたるみを取ってやると、変速がスパスパと決まった。
そして、実走。
なんと、前回問題になった“歯飛び”が少しだけ解消されたのである。
一番ロー側の25Tでは相変わらず派手に歯飛びする。
しかし、その下の23T、21Tではあまり気にならないレベルになってくれた。
もしかしたら、以前から今回交換した2000番台のディレーラー本体に目視ではわからない「ズレ」があって、ディレーラー本体の精度が落ちていたのか、今回の5000番台の精度が良いのか、と言ったところで、ハッキリとした原因はボクには分からないのである。