aigiss’s blog

不動産紹介を中心とした日常を綴ります。

忘年?!冬の社内旅行(2)ニッカウヰスキー工場見学

 仙台城を後にした一行は、来た道を戻り、今回のメインイヴェントともいうべき「ニッカウヰスキー工場見学」へ。

予約時間にはまだ早いが、先にお土産を買ってしまおう、という事にした。

広大な敷地面積に圧倒されつつ、駐車場に車を止めると小雨がぱらついてきた。(写真上参照)
そういえば来る途中も高速で「天気雨」がぱらついていたことを思い出した。

ビジターセンターへ行き、15時からの予約という事を告げると「前の組もいっぱいなので3時からでもいいですか?」と聴いてきたので、こちらもハナからそのつもりであったので「いいですよ」と答え、見学証を受けとる。

お土産コーナーには、ここでしか手に入らないというウイスキーが置いてあり、N氏は以前来た時に2本買ったボトルを2週間で開けてしまったからと、5本購入し配送手続きをしている。


お土産を買った後、まだ時間があったので、ビジターセンターの展示物を見ながら「予習」をした。

一番興味があったのが「樽」についてのことであった。
ボクは「樽」は1回使ったら、お役御免になると思っていたんだけど「焼き」を入れてかなりの回数、リサイクルできるという事であった。

1回の貯蔵で10年位使うから、ボクの年齢なんかゆうに越している樽も存在していることになる。

 

窓から外を眺めると、前の回の見学者たちが戻ってくるところであった。
雨はまだ降っているようで、みんな同じ黄色い傘を差している。
一番後方には黄色い傘の載ったカートを押した係員がいたので、「やっぱり傘は貸してもらえるんだ」と思っていた。


時間になり、「3時からの見学の方。お入りください」
と、こじんまりとしたホールへ案内される。

前列にある長椅子に座ると、前方は何か投影されるのであろう、綺麗な白壁だ。

「まず、ニッカウヰスキーの歴史についてビデオを見て頂きます。」
ということで、会社の成り立ちなどが紹介されたビデオを約10分程みる。

そして、ウイスキーができるまでの工程が簡単なアニメで紹介される。

その後、「これから工場見学へ出発します。写真撮影だけ可能なところと、動画も写真もダメなところもあります。」と言いながら外へ出たところで「雨が降っていますので、もし必要な方がおりましたら、売店で500円で販売しておりますので、今のうちにお買い求めください。」

と、言っているのである。

ここで、丁度前の組の見学者は「有料見学」という特別待遇の人たちであったことに気が付いたのだ。

撥水加工済みのジャケットなのでパラパラ雨の中、フードをかぶって外の見学についていく。

所々、足元が悪い滑りやすいところもあるが、その都度知らせてくれる。
そして、車道側は作業用車も通るから見学用の歩道の線からは出ないようにと注意を受ける。


小麦粉を粉砕するサイロは外からの見学だったんだけど次の「仕込み棟」からは内部に案内してくれる。

最初に小麦を発酵させ、もろみを作るんだけど、これが地ビールみたいだ、と思っていたところ、案内してくれているお姉さんが「ここまではほぼビールと同じです」と前の方で説明している。

制御をしているところは、写真撮影も禁止で、多岐にわたる機器が置いてある広い部屋の中で一人で作業をしている後ろ姿が見えた。


出来上がったもろみを「蒸留棟」という所で蒸留する。

と、ここで「前の工程で出来上がったものはどうやって運ぶのか?」という疑問がわいた。

外の広い道路を専用のトラックで運ぶのであろうか?

このことをお姉さまに尋ねると、即座に「前の工程とはパイプでつながっています」という答えが返ってきた。

建物の外にパイプが見えないところを見ると、地下を通っているようだ。
まさしく、最初の説明時に「アニメ」で見た通りのイメージだ。

その後出発地点方向に戻り、ビジターセンターを通り過ぎ樽が入った「貯蔵庫」という所に案内される。

「皆様、この敷地内に電線類がないことにお気づきでしょうか?」とお姉さんが問いかけてくる。
一行はあたりを見回し、電柱がない事を確認した。
「創業者の遺志で、自然とともにがモットーになっていて、ウイスキーは自然からの恵み物なのです。ここのニッカ峡という地名も、もともとの名前でして、たまたま同じ名前です。ウイスキーはできるまで時間がかかるので、創業当時は「日本果実」というジュースの会社でしたのでこの「ニ」ホン「カ」ジツを取って「ニッカ」という社名にしていたのです。」

「貯蔵庫」に入るとここでもVTRを用いて出発前に予習したようなことが説明されるが、実物の「樽の山」を目の前にすると感慨もひとしおである。

これだけの工程を制御するのは大変だ。
制御は365日24時間3交代体制で行なわれるというが、寝てしまったりしないのだろうか?

などと考えていると、同じようなことを考えていた人がいて、お姉さんに聞いていた。

すると、さっき見た時にはたまたま一人しかいなかったが、いつもは3人~4人の背中が見えますよ、と答えていたのが聞こえた。

その後一行は案内されるままに、お土産を買った建物へ入っていった。

「お疲れさまでした。見学コースはこれで終了です。この後試飲して頂き、お土産を購入して下さい。今日はありがとうございました。案内したのは〇〇です。Webからアンケートをお答えする時には〇〇をお選び下さい」

お土産コーナーと反対側にレストラン風の小高い一角があり、そこで見学証と引き換えに試飲セットを受け取る。
水や氷、ソフトドリンクは無料だ。

試飲セットはこの蒸留所でしか手に入らないウイスキーとスーパーニッカ、そしてアップルワイン(アルコール度22%!)という組み合わせだ。(写真下参照)

アップルワイン、アルコール度数はワインとしては高いが、アルコールっぽさがなくて、甘いジュースである。
これは、気を付けないと大変な事になる部類だ。

2種類のウイスキーを飲み比べると、味の差がはっきりしていて、スーパーニッカを口にしたとき、飲み慣れた味で、やっぱりこれがいい!と思ってしまったのである。

忘年?!冬の社内旅行(1)仙台で牛タン

 社内旅行、いつもは秋ごろに行っていたんだけど、Hr氏からの「雪の降る露天につかりたい」という要望に応えるべく、ギリギリ降るかもしれない、という12月にしたのです。

そして、行先も当初は「草津」だったんだけど、泊まろろと思っていた宿が改装工事中であったので急遽、今回は「秋保温泉」へ行くことになったのです。


 N氏が以前、作並温泉に来たことがあるという事で、まずはお昼に牛タンを堪能することになりました。

 

東京を7:00に出て、11時には仙台市内に入ったのですが、仙台駅前店は混むだろう、という予測の元、仙台市役所の近くにある「善次郎」さんを訪問する。

「1時まででしたら、こちらのテーブル席が使えますよ」と案内してもらい、ボクとHr氏は「新メニュー」「マル得」の「丸たんマル得定食」で4枚よりもコスパがいい、6枚載っているのを注文し、サラダととろろのどちらにしますか?というので「とろろ」をチョイス。

そして、何度か来ているというN氏は迷わず「真中タン定食」を注文した。

料理が運ばれて来ると、「お新香」や牛タンソーセージなどの付け合わせで一杯出来そうな感じである。(写真上参照)

そして、N氏が「少し多いから」と真中のタンを一切れずつボクとHr氏のお皿にのせる。

注文した牛タンは、いささか固く、ジューシーさもない。
「あれっ?牛タンってこんなんだっけ?」と思いながら、N氏から頂いた牛タンを頬張ると、柔らかく溶けてしまった。

 

会計を済ませ店から出たところで、Hr氏とこの話になり、口をそろえて「お得な定食じゃなくって普通の定食のほうが良いのでは」と後悔をした。
これから行かれる旅行者の方の参考になると幸いです。

食事は済んだが、予定より早く着いたので時間を持て余してしまった。

手頃なところで、「瑞鳳殿」と「仙台城跡」に行ってみませんか?とN氏が提案してくれたので行ってみることにした。

10分ほどで「瑞鳳殿」に着くと、お客さんを乗せて来たのか、何台かのタクシーが参道に並んでいる。

順路に沿って、メインの「瑞鳳殿」を拝観する。
説明には先の大戦で焼失した後何十年もかけて復元したとあり、ほぼ当時の物になっているとの事である。

順路順で「資料館」という所に立ち寄る。

ここの、歴史なんかを解説しているVTRが流れていて、「これを見てから瑞鳳殿を見るべきだった」と思った。

順路に沿って進むと、ちょっとした登山のような道のりである。
次に行った、「感仙殿」という所にもVTRに出てきた意匠が施されていたので、じっくり見ることができた。


かなりの距離を歩いて一通り見たが、やはり時間にまだ余裕があるので、予定通り「仙台城跡」という所に行くことにした。


「向山」という所から「八木山」という所に入ると、くねくねとした「峠道」を通る。
いい感じの距離と勾配で、ここに自転車で来たら楽しいだろうなぁ~、と思っていたらロードバイクとすれ違った。
やはり名所なのだろうか。


駐車場の入り口でチケットを渡されたので料金を払おうとしたら「料金はお帰りにお願いします。」というので、チケットと何かの割引券を受け取り展望台に近いところへ車を入れる。

広瀬川」方面に広がった仙台市内を眺め、散策した後、車に戻る。(写真下参照)

駐車料金は600円だったので、「さっき(昼食で止めた)市内は1時間200円だったし、瑞鳳殿は実質無料だったのにちょっと高くないか?」という話になった。

(「瑞鳳殿」や「仙台城跡」については他にくわしいHPなどがあると思いますので、詳しいことはここでは触れませんでした。)

宅建士証の更新しました(宅建士法定講習(後編))

☆はじめに(必ず読んでください!)
この内容は
a,東京都でのことです。
b,全住協(一般社団法人全国住宅産業協会)でのことです。
c,2023(令和5)年10月から11月時点までのことです。
*このブログを参考になさって、もし不利益がありましても免責とさせていただきます。
*更新についてのセンシティブな内容を含む可能性もありますので、各、関連団体の方や東京都の職員(特に不動産業課)の方などはスルーして下さい。


前回(「宅建士証の更新しました(宅建士法定講習(前編))」20231117参照)の続きです。
あらすじ→宅建士証の有効期限が切れていたので返納し、Web講習に申し込んだというお話です。

 

(第5章)Web講習と確認テスト

申し込みを済ませてから2週間ほどすると、宅配便でテキスト他、手引きやID・PWのプリントが入っている荷物が届いた。(写真上参照)

ボクはWeb受講だから、Webからテキスト類はDLするものだとばかり思っていたので、これには面食らってしまった。

案内に「11月6日までにログインして、ログインができるかどうか確認してください。」
とあったので、11/5に試してみるとログインができるのは勿論だけど、動画の視聴もできるではないか。
よくよく確認すると、11/3から講習が始まっていたのである。
11/6から始まるものだと錯誤をしていたのだ。
「なんか、どこかに6日と言う文字を見た気がするんだが」と、再度案内を見ると始まりが11/3で終了日時が11/16となっていた。
この、終了日時の16日の「6」とログイン期限が重なって認識してしまっていたようである。


月曜(6日)から本格的に始めようと、資料を一式DLした。

講習を見始めたが、順番に見る以外に方法は無いし、それぞれの単元の動画が「何分」なのかが明記されていなかったので、少しずつ進めることにした。

1週間前(9日)になると、登録したメールアドレス宛に「【宅地建物取引士法定講習】受講期限7日前になりました」というメールが届いた。
あと1週間あるからとのんびりしていたが、翌日、片手間に残りの動画をすべて見る(流す)ことにした。

ちゃんと見ていないんだけど、「紛争事例と関係法令および実務上の留意事項」の講義の動画がそれぞれ50分ほどあり、ここを乗り越えるのに辟易としてしまった。

まぁ、現場での講義でも1コマ70~90分はあると思うので、好きなペースで進めらるだけ有難いんだけど。

(第6章)確認テストに挑戦!

さらに翌日(11日)、全部の動画を再生した(途中4分ほどの気楽に見れる、お知らせの動画も2つ入っていた)ので、確認テストをすることにした。
どの程度の物(難易度など)かは不明であったが、クリアをするまで何度でもチャレンジできるという事で、だめだったらもう一度やればいいや、と投げやりにボタンをポチっとした。

始まると「〇×」形式で全30問であった。
特に、制限時間は無いようである。

問題を飛ばし読みしながら、〇×を判定していく。
途中、X、Y、Zと3者が出てくる長文も雰囲気で判断し進めていく。

ペーパーテストと違い、順番にやっつけて行かないと先に進まないから、面倒になりさらに集中力が低下してしまった。

30問の解答が終り期待せずに「エイッ!ままよ」と採点ボタンを押すと22点で合格していたのである。

合格すると間髪置かず「【宅地建物取引士法定講習】アンケートご協力のお願い」と「【宅地建物取引士法定講習】講習修了のお知らせ」がメールで届いた。

アンケートには上に書いた「動画の再生時間を明記して欲しい」旨記入した。


結果を確認すると、常識問題である1から16問まで正答が続いた後、17で初の誤答。
そして、ひどいことに読む気が失せて、雰囲気で判断していた23問目~29問目が連続誤答であった。

間違えた問題の解説を読んでからリザルドを確認すると、解説を見た時間も含め24分。
問題を解いていたのは18分であった。

この中でコインパーキングの問題が気になったので、週明けに確認しに行くと動画や確認テストの解説などはもう見れない状態になっていた。
講習が終了したので、これはリアルの講習でも後から講義を見直し出来ないのと同じだ。

常識問題以外は、最近改正された関連法令が新しい順に出ているようで、手元にDLしたレジュメを印刷して用意しておけば100点取れるかも。

 

(第7章)新しい宅建士証が届いた

講習は16日までで、各案内にも「16日から順次発送します」との趣旨の文面が記載されていたので「17日に届くだろ」と思っていたら、16日にレターパックで届いてしまったのです。(写真下参照)
消印を見ると「15日」になっている。
交付年月日は「令和5年11月16日」となっていた。
申し込みから、ほぼ1か月で完結したことになる。
ところで、この「令和5年」という書き方はどうにかならないものかね。
確かに国家資格だから「元号」を使用したいのはわかるんだけど、運転免許証だって西暦と併記しているご時世なのだ。
これでは、次回も期限切れになっても気が付かないかもしれないのだ。

 

(第8章)エピローグ

今回、初めての更新で講習を受けることになったが、Webでよかったぁ~。
コロナの影響なんだと思うけど、この制度は続いてほしいと思う。
講師の人たちも1回で済むし。

という事は毎回呼ばれる方がトータルでのギャラは良くなるはずだから、講師にしてみたらリアルがいいのかな。

所で、今回申し込みをするにあたってWebで宅建の事を検索していると、宅建試験が12月にも行われているという事も分かった。

やはり、情報収集の手間はかけていないと置いて行かれそうだ。

宅建士証の更新しました(宅建士法定講習(前編))

☆はじめに(必ず読んでください!)
この内容は
a,東京都でのことです。
b,全住協(一般社団法人全国住宅産業協会)でのことです。
c,2023(令和5)年10月から11月時点までのことです。
*このブログを参考になさって、もし不利益がありましても免責とさせていただきます。
*更新についてのセンシティブな内容を含む可能性もありますので、各、関連団体の方や東京都の職員(特に不動産業課)の方などはスルーして下さい。

Web講習についての内容は「後編」になるかなと思います。

(第1章)プロローグ:

宅建士の法定講習を受講しました。


 しばらく、現場から離れていて、宅建士証の有効期限が切れる頃、詳しい人に「更新するべきか、否か」を尋ねた際に「資格自体は有効で、宅建士証が必要になったら、いつでも更新できるんだから、その時に更新すればいいんじゃないか」と助言を頂いたので、ほっといてしまったのです。


 そして、先日、知り合いから「宅建士の資格を持っているんだったらちょっと手伝ってほしい」という話があり、期限が切れているからちょっと待ってて、と伝え帰宅してから宅建士証を引っ張り出すと1年半も期限が切れていたのです。

確か、期限が切れる場合は、有効期限の6か月前から期限内に講習を受講し更新をするか、「速やかに返納する義務があった」ことを思い出し、こりゃ大変だっ!っと翌日、朝一番で都庁に訪問したのです。

都庁はセキュリティがしっかりしていて名前などを記入し電子タグを受け取り、案内されたエレベータで3Fへ上がる。
平日の9時台だから待ち時間がなく、すぐに呼ばれたので、期限切れになっていたから返納に来た旨を伝え宅建士証を渡したのです。
すると奥へ持っていって何やらコピーを行なって、一枚のコピー用紙「宅地建物取引士証受領書(以下、受領書)」(写真右上参照)が渡されたのです。

宅建士証を持って行っただけなのでクリアファイルなどを用意していなかった。
仕方なく、4つ折りにして、バッグの隅に挟んで持って帰ってきたのです。

 

(第2章)受講先の選定
 宅建証の更新を渋っていたのは、平日の丸一日をつぶしてしまうという事であった。
しかし、今回、更新の手続きを調べ始めてすぐに、「Web講習」がある事が分かったのです。
「Web」で完結することを知っていたら、もっと早く更新していたかも。

講習先には
ア、公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会(いわゆるハトマーク)
イ、公益社団法人 全日本不動産協会(いわゆるウサギマーク)
ウ、一般社団法人 不動産協会
エ、一般社団法人 全国住宅産業協会(以下、全住協)
の4つがある。

直近の講習を受けるための受付日時にあまり余裕がなくなっているので、直接申し込んだ方が早いと思って、一番早い講習日程かつ直接申し込みが可能であった「エ、」を選択したのです。
ア、とイ、に比べるとマイナーだけど、どこで受けても結果は同じなので。

 

(第3章)証明写真ボックス(証明写真機)初体験!

それから、更新するために必要なものを揃えることにした。
といっても、上記の「受領書」と、写真、そして現金ぐらいなものだけど。

証明写真はコスパを考え、初めて「証明写真機」を利用することにした。
街の道端に置いてあるやつでは、落ち着かないと思いビックに置いてある写真機へネクタイと上着を持って出かけたのです。

同じ階にある化粧室で身だしなみを確認し、写真機へ向かう。

写真機は「ID VOX」と「DNP(kirei)」の2台置いてあって、補正無しで800円(23.10時点)というオーソドックスと思われるDNPのボックスに入ったのです。

指示に従い、2枚写真を撮る。
撮り直しもできるという事だったので、取り直しも入れて4カット撮ったがどれも同じようである。

オプションで綺麗に補正したり、500円の追加料金でデジタルデータを取り出せるプランなどもあったが、今回はこれっきりと考え、そのまま先に進む。

プリントは指定の2.4×3.0が4枚と5.0×5.5が2枚付いているタイプを選択し出力をした。

驚いたことに、一枚の印画紙(写真用出力紙)に印刷をして出てきたのである。
これは、あたりまえの事なんだけど、ボクは「シールタイプ」で「すでにカットしてある物」が出てくると思っていたのである。

しょうがないので、自分で切り取り(3枚もっ!)、交付申請書に貼り付けたのです。



(第4章)申し込みに出かける
 手書きで申請書を書いたのち、2枚コピーをして、それぞれに写真を貼る。
比較的綺麗に切り取れた1枚は、そのままの状態で持ち込むのだ。
 折りたたんでバッグの隅に入れていた「受領書」も所々破れたりしていてみすぼらしいから、これも一応コピーをとって直接申し込みができる、「全住協」へ申込に行った。

申込手順のPDFを見ると、「来所でのお手続きを希望される方は、必ずお電話(×××)の上お越しください」とあったので、午前中に電話をかけ、「今日の午後、おそらく3時過ぎになると思うけど手続きに言って宜しいか、」と諮問したところ、「大丈夫です」と言ってから持ち物の確認をして来たので、「それはHPで確認済みだから、「余計なことはしゃべらないでいい」と話を遮る。すると、「この時期はもう暗くなって危ないですのでお気を付けていらっしゃって下さい」と、またまた、余計なことを付け加えられてしまった。

 現地に付くが、どのビルかわからずちょっとだけ迷ってしまった。
1Fがコンビニ(7)になっていたからである。
そのコンビニのわきの通路を奥に進み、エレベータで8Fに降り立つ。

目の前に、受付があり、別件の対応中であったが、ボクが入って行くのと、先客の用事が終わるのが同時だったようで入れ替わりで済んだ。

講習の申込に来た旨を伝えると、お待ちください、と言って別の担当者が書類を持ってやってきた。

話し方や、声の感じから最初にいた女性がさっきの電話に出たようである。


「先ほど電話したものですが、講習の申込に来ました」と交代して出てきた女性に再度伝える。
必要な書類一式を渡す。
当然「受領書」はコピーされた綺麗な紙の物である。(ちなみに白色度はオリジナルより綺麗な紙であった)
渡した書類がチェックされたあと、総額16500円(12000と4500)を釣銭の無いように支払い、厚紙の領収証をそれぞれ貰う。(写真左上参照)
そして、受講の手引きのようなプリントも渡された。
「受領書」はコピーで良かったようで安心した。


長くなるので、続きは後日にします。

チューブラー生活一週間、ふんどし(フラップ)が・・・。

 チューブラーを使い始めて丁度一週間が経過した。
これは、3回目のリムセメントをリムに塗り、また、タイヤのふんどし(フラップ)にも塗ってから、12時間以上放置してセメントが指につかないことを確認し、貼り付けて更に3日程置いてから使用を開始したホイールです。
つまり、貼ってからは10日ほどしか経っていないものです。

使い心地は、前回書いたように、乗り味は軽くてゴツゴツ感もかなり軽減している。
余りにも軽いので、インナーに入っているかと思い、シフトを操作してしまったりしている。(当然アウターに入っている状態だから何事も起こらない)

ボクの中では、カーボンはブレーキシューが異なる事と、日常使いの中でアスファルトが荒れている路面もることから、今後、カーボンホイールを導入する予定はないんだけど、この程度の軽合金ホイールでもチューブラーとしての効果があるので、カーボンホイールは更にかなりの軽量化が確実に見込めるという事が容易に想像できる。

もはや、以前のクリンチャーホイールへは戻れそうにもない。
インナーチューブも結構な量を買い置きをしてしまったが、どうしましょう。


この1週間での走行距離は大体220Km程度なんだけど、空気を入れる際にリアタイヤの「ふんどし」の一部がタイヤ側から浮いていることに気が付いたのであります。(写真赤丸参照)

ふんどしがタイヤから剥がれているという事は、タイヤ(ふんどし)とリムが「しっかり」と貼りついている事の証でもあるので、取り立てて、どうってこともないんだけど、やはりタイヤは価格なりだな~、と感じている。

この、Vittoriaの「STRADA」を選択したのは、以前書いた通り「安い」という事だけど、謳い文句が「日本国内限定モデル」となっていて、これを見た時に「???」となってしまった。

日本のロードレース、スポーツサイクルはかなり後進国だし、中でもチューブラータイヤはかなりマイナーなのに、なぜ「日本限定モデル」などと言うものが、国内メーカーからならばともかく、世界的にメジャーなブランドであるビットリアから発売されているのだ。

まぁ、もしかしたら他の国においてもそれぞれ限定モデルと謳って販売しているかもしれないが・・・。

折角マイナーなチューブラータイヤを安価で「日本国内限定モデル」として販売してくれているんだから需要がなければ販売打ち切りになってしまう、と思い購入したのです。


ボクの想定していた貼り付け強度はもう少し弱くて、パンク時の交換作業を考え「適度に貼りつき、剥がしやすい」という絶妙な強度になっていると思っていたので、このような症状が出るとは思ってもいなかったのです。
ちなみに、圧はWOの時とさほど変わらない(F)6.5(R)7.0という、このタイヤの下限であるため、圧を加えすぎて剥がれてきたとは思えない。

予算の関係上、このストラーダのような細いチューブラータイヤを使うから、太めのCX22は今回見送ったが、ふんどしのはみだし量も結構あるし、次回ホイールを組む際は32穴でCX22を使っても大丈夫そうだという事がわかり・・・。(ちょっと悪い考えが浮かんできてしまっているのです。)

チューブラータイヤ貼り換え③(タイヤ貼りと試走)

 こ最近は、いい感じの秋晴れが続いてくれたので、屋外での作業も捗っている。

ホイールにセメントを塗ったまま放置できるのである。

もっとも放置するのは昼間だけで(塗る作業は朝に行っていた)夜には一旦屋上の出入り口に取り込んでいたのです。(実際取り込んだ後に、通り雨が降ってきた。昼間も降ったかもしれないけど…)

 さて、タイヤの「ふんどし」にもセメントを塗ることにした。
セメントはここ数回の作業で、濃くなってきてしまった。

「ふんどし」部分はコットンだから素早くしないと染み込んでしまう。
リム側は大体一刷毛で、3~4スパン塗れたけど、この「ふんどし」側は、セメントが濃くなってきたこともあり、あまり先に進まない。
中心部に合わせ塗った後に刷毛の幅に合わせ伸ばしていく。
今回使用するリムの幅は狭いので、「ふんどし」のVittoriaの文字からはみ出さないようにした。


 いや~、まいった。

この作業を続けると、セメントが糸状に伸びて、そこら中が「蜘蛛の巣」状態になってしまったのです。(写真上参照)

当然、これまで気を付けていた「セメントの缶の縁」付近も蜘蛛の巣状態になって、しょうがないから作業後にシンナーでふき取ることにした。

新たに買った3本とも塗り終わり半日放置して(リムに塗るより時間がかかった!)いよいよ貼り付けだ。

 

「実はタイヤが届いてから、一旦リムにはめて、伸ばしておいたのだ。」
っと「余裕で」嵌めてセンター出しまでして完成!

 

の予定だったんだけど、年で、筋力が落ちているのか「最後の方」に行かないのです。

「最後の方」っていうのは一般的な最後の方(10㎝位)、ではなくタイヤ1/3~1/4位の部分なのです。

セメントは効いてきたし、焦って、先日使ったタイヤレバーを駆使し、何とか嵌めることができたのです。

「こんなに苦労したっけ???」


「チューブラー はめる 固い」とグーグル先生に聞いたところ、結構、皆さん嵌めるのに苦労していることが分かった。

貼りついてしまったが、エアを入れたり抜いたりしながら、タイヤレバーを駆使して、センター出しを行って完成。(写真下参照)

「ふんどし」の「文字」を目安にすると左右の「はみだし」が分かりやすい。

後から行った、フロント側でも同じようにしたんだけど、バルブの位置で微妙に歪みが残り、補修しきれなかった。
そもそもバルブ付近は最初に嵌めて位置決めをしているのに「ナゼ???」と言う感じであったのですが、日常使いだから、これ以上気にしてもしょうがない。

 

念のため入っていた箱を確認すると「Made in Thailand」と印字されていて、噂は本当だったと認識をしたのです。

適当なところで、ポジションを決定し、空気を入れる。
セメントのリムへのはみ出しも見当たらない。

実は、このホイール(キンリン TB-25)の導入にちょっと躊躇ったのは、ハイトがいささか高いという事でありました。

現代では25mmのハイトなんかミドル以下(何と50mmでミドルと呼ぶ時代!)になってしまうけど、ボクはエクステを使わないので、バルブ長が足りるかどうか、が気になっていたのです。

結果、「ぴったり」でした!

ポンプのヘッドを差し込むと丁度いい感じなのです。

今まで使っていた25cより細くなった分、圧を少し上げることにし、F6.5・R7.0付近まで入れてから車体に取り付け、ブレーキの位置もそのままで大丈夫でした。

当たり前なのですが、クリンチャーのホイールは622なんだけど、このキンリンのホイールのサイドステッカーに「632」と書いてあったので、ブレーキシューの位置の微調整が必要になるかな?とアーレンキーを用意たが不要であった。

一応、予備タイヤを用意して30Kmほど走ってみました。

タイヤは安物だけど、しなやかである。
もっとも、今まで使っていた、パナの「ツーキニスト」がカチカチの代表格だから、比較のしようがない。

TNIのハブはシマノのと比べるとラチェット音が目立つ。これは慣れるしかない。

加速をすると「ヒュンヒュン」と「扇風機のファン」が回っている時の風切り音が聞こえてきて、これがエアロスポークというものか、と変に納得してしまう。

走り自体も、かなり軽くなり、平地では抑えめにして乗らないと危ない?!

チューブラータイヤ貼り換え②(リムにセメントを塗る)

ムセメントとタイヤを購入した。

う~ん。やはり“チューブラー”、かなりマイナーである。

アサヒさんやY’sさんなんかの大手のショップでさえ数種類の銘柄しか置いていない。
これより小さなところでは言わずもがな。
まぁ、ある事はあるんだけど“高級品”が中心で(今、チューブラーを使う人は高級カーボンホイールから流れてきたレース志向の人が多い?)ボクのようなホビーレーサー向けは限られている。


そんな中、以前から通販でお世話になっている「ワールドS」さんでは、かなりの品揃えが見込め、そして割引率が大きいものもあった。

ワールドSさんはヤフーショップにも出店していて、本家よりは少し割高だけど、ポイント還元を勘案してヤフーを通じて発注することにした。

タイヤはビットリアの「STRADA」を選んだ。選んだというより「最安」だったからなのだ。しかも「日本限定??」。
Wサイクルさんには、今回購入したVITTORIAの他、お手軽価格で定番のパナやTUFO、懐かしの?ソーヨーもあって、次回以降何を購入しようかな、と楽しみにもなる。


クラシカルなクロモリフレームだからスキンサイドのを注文したのだけど、後日欠品でスキンサイドは1本しか入手できないというメッセージが来たので、2本は「ブラック」にしてもらった。

一応、パンク時の予備も考慮して「3本」発注したのだ。
そして、パナのセメントと、ビバ(サンエス)のクリーナー(詳細は次回)も他店より安かったから同時注文したのである。(写真上参照:セメントとクリーナーは立てて入っていたが見やすいように横にした。また、商品管理用のシールが付いた外袋に入っている状態のままである)


剥がした後のリムはセメント仕様にするので、やすりをかけてやる。
パンク修理で使う粗目のサンドペーパーでやすりをかけ、パーツクリーナーで脱脂する。
ここまでは、室内で作業をすることができたが、セメントを塗る作業は匂いが充満し、健康に害があるので屋外の方が良い。

さてっ、どこで作業を使用かな?っと考えた挙句、ルーフバルコニー(屋上)の園芸側でない北側(「睡蓮鉢に謎の虫大量発生?(虫が嫌いな方は要スルー)」20210830・その他「ガーデニング」カテゴリー参照)に、ずぅっと使っていない廃車のフレームが転がっているのを思い出した。

そうだ、これをそのまま使えば早い、とばかりに、一升瓶が入っていた「通箱?」でリアのリムも床に当たらないように調整して作業を開始。(写真下参照:作業中の様子。折り畳みイスの上に敬意を表し「Wサイクルさん」の箱とセメントとクリーナーを入れて撮影)

パナのセメントを開封すると、セメダインの匂いである。

新品だから縁までたっぷり入っており、キャップに付属している刷毛に纏わりついてくる。

丁度、駄菓子の「水あめ」程度の粘度で、中々垂れきれなく、ちょっとでもずれると「縁」に垂れてしまうので、横に向け回しながら上に抜く。
そして、2回目以降は奥まで戻さないように気を付けたのです。

それでも、結構な量が付いてくるので、3つほどのニップル間にまず垂らし、刷毛に着いたセメントが程よく減ったのを確認してから、それぞれを伸ばしていく。
この刷毛のサイズがちょうどリムの幅にピッタリで作業の効率は良かった。

ニップル穴の縁に付いたセメントも逆方向になぞってやるとうまく取れてくれたのだ。
10分ほどで塗り終わったので、一晩置く。(おやすみなさい)
と、寝ている場合ではない。


一晩置いたところで、接着面を確認する。
よく乾いているし、いい感じの厚みも出ている。
このままでも行けそうだけど、2度目のセメントを同じように塗ってやる。
セメントは乾いていたが、一回目と違いリム面がテカテカしていて「塗ったかどうか」がわかりにくくなるので、より作業は慎重になる。
セメントは、やはり、セメントの入っている缶の縁に糸の様に垂れてしまい、部分的に「蜘蛛の巣」のようになってしまった。

ここで更に一晩置く。(おやすみなさい)

「おやすみなさい」と2晩続けたのだけど、今塗っている作業は、文字通り「ベッド」と呼ぶ部分を作っていて、チューブラーの「ふんどし」を安定して付ける「寝床」になるのだ。


セメントの残量を確認すると、見た目、八分目くらいまで残っていた。

約20G消費した計算である。
前後リム×2=4 だから
大体1回あたり5~6gぐらいの消費量であろうか。

先に、全体の重量を最初に計っていなかったのは、うかつと言うほかない。

後で「ふんどし」に塗る事を考えても、十分な量が確保されているから、3回目も塗ることにした。
この幾度にわたる作業が、セメントを敬遠させる原因になっているのだろう。


ボクは普段、細かいことや面倒なことは嫌いなんだけど、こういう作業は何故か苦にならない。
最初の手順を丁寧にやった方が、後々楽になるという事が身に付いているからである。

今回で言うと、これだけ手の込んだ作業を一度我慢すれば、テープの様にタイヤ交換(パンク)ごとに一々張り直す必要がなくなり、現場で「タイヤだけ」の交換で済むからである。