aigiss’s blog

不動産紹介を中心とした日常を綴ります。

チューブラータイヤ貼り換え①(テープ止めのタイヤを剥がす)

回(「生きてるうちにチューブラー?!」20230921参照)の続き


 届いたホイールにはTUFOのTUFO S3 Liteが貼ってあり、空気を入れればそのまま使える状態であった。
 ところが、これは「チューブラーテープ」という聞き慣れないもので貼ってあるという事である。


「チューブラーテープ」とはどんな物なのか?

色々なサイトを参考にしたところ「チューブラーテープではタイヤを取り換えるごとにテープも張り直しをする」ため、パンクをした時も「テープと予備のタイヤを持ち歩き、パンクに対応する」ということで、本当はテープを剥離してから新しいテープを巻きなおして、その上からタイヤを貼るというのが正解だそうだけど、出先(パンクした路上)で古いテープを剥がすことは事実上不可能だから、緊急時として古いテープが残っていてもその上から新しいテープを貼ってタイヤを取り付け帰宅後、時間をかけて綺麗に整える、という事がわかった。
 このまま使って1回目のタイヤ交換時にテープからセメントに変えるという事も考えたが、その間に出先でパンクしてしまったら一巻の終りである。
このリスクは大きく感じた。

 どっちみち、タイヤ本体の他に、この「テープ」が必要で荷物になるし、テープの市価も結構なお値段のようだ。


それと、取り付けてあったTUFOのTUFO S3 Liteは軽量で普段使いには勿体ない。
(実際、調べてみたら自分では購入しない価格帯だった!)

 セメントだったら、出先でパンクしても使い古しの(パンク修理後の)タイヤを携行していれば交換するだけで済む。

ということで、折角テープで貼ってあるタイヤだったけど剥がすことにした。

これが中々厄介で指で挟んでこじってやるがビクともしない。

それならば、と100均(Dソー)で以前購入した、パンク修理キットに入っていたタイヤレバー(ツーキニストに負けて曲がってしまった物だけど)をパンク修理時と同じ要領でバルブ側の反対側に挿してみることにしたのである。
(写真上:わかりにくいのでテキストで補足してあります。)

 

すると、“するっと”(ダジャレではありません)入って行くではないか。


(※)少し剥がした時点で分かったのだが、前のオーナーもパンク修理やタイヤ交換を考えて、バルブ付近だけでなく、このバルブの反対側にも空白地点を設けてあったのだと推測できるのだ。(※)

少しずつ、タイヤレバーを使って拡げていき、指が入るようになってから、手で「ベリベリッ」と一気に剥がす。

ところが、なんか感触の違う部分に差し当たったので、よく確認してみると「ふんどし(クリンチャーで例えると“リムフラップ”に相当する部分)」が裂けて「ふんどし」がリム側に残っていた。

このままでは、まずいので、一旦戻してから作業を再開する。

タイヤは外すことができたが、リムにはテープが張り付いたままである。
ホイールからタイヤを外す作業に中々着手しなかっら理由はここにある。
(届いてからちょうど一ケ月ほっといてしまった!)

残ったテープを剥がすのが大変なのではないかと想像していたからである。
しかも、タイヤ側の接着面には“多少の”粘着力が残っており、通勤時に都心部でパンクした際、タイヤ交換しても「緊急的に」使用できるレベルなのであった。

 リムからテープを剥がす作業は、実際やってみると指でなぞったところから、ゆっくり引っ張ると綺麗に剥がれ、ちょっとペースを上げてしまうと「ニップル穴の付近で」切れてしまうが、思っていたより楽に、リムから剥がすことができた。


細かく残ったかすの部分は後でやることにして、同じ要領で、リアのホイールにも取り掛かる。

1回経験しているから、同じように「バルブの反対側」にタイヤレバーを差し込む。
いや、差し込もうとしたんだけど、かなりの粘着力でこびりついている。

やっとのことで剥がしてみると、何と“ご丁寧に”セメントで補強されているのである。
(写真下:わかりにくいのでテキストで補足してあります。)

いや~何という前オーナーでしょうか。
先ほどの(※)部発言は撤回させて頂きます。

前輪部に空白を作っておきながら後輪部は補強するって逆じゃないかな?。
どちらかと言えばフロントの方が大切なんですけど…。

そして、前輪と同じように剥がしてくと、今度は「タイヤ側」にリムテープが残ってくっついてきてしまったのである。

どっちに残るかわからないから、やっぱり「リムテープ」で接着した場合には、パンクに備えてスペアタイアと共にテープも一緒に持ち歩く必要があり、出先でのタイヤ交換はやはり手間と時間がかかりそうだ、と結論が出た。

「縁」に残っていた細かい“テープかす”を指でこそげ落とした後、後輪のリムに塗られていたセメントを手元にあったプラモデルの塗装で使う「Mr.うすめ液」(シンナー)で何度か拭いてやると、なんとか綺麗になった。
そして、折角タイヤがない更のリム(ホイール)状態になっているので、振れ、特に縦振れを見たけどほぼ振れがなかったのである。

このホイールは多分、どこかで作ってもらったけど、ほぼ使われずに長期間、納戸にでも仕舞ってあったものだと推測できるのである。